渋谷区での自転車の処分方法について

2025年2月28日

自転車の処分方法に悩んでいる方に向けて、渋谷区での粗大ゴミとしての自転車の捨て方について詳しく解説します。自転車は通常のゴミとは異なり、適切な方法で処分しないと不法投棄とみなされる可能性もあります。ここでは、自転車を安全かつスムーズに処分するための情報を詳しくお届けします。

渋谷区で自転車は何ゴミになるのか

渋谷区では、自転車は粗大ゴミとして扱われます。家庭から出る不用品のうち、一辺が30cm以上のものは粗大ゴミに分類されるため、自転車も該当します。粗大ゴミとして処分する際には、自治体のルールに従う必要があります。

自転車を不燃ゴミや可燃ゴミとして処分することはできません。もし通常のゴミ捨て場に放置してしまうと、不法投棄とみなされる恐れがあります。不法投棄は法律で厳しく罰せられ、最大で5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、正しい方法で処分することが大切です。また、不法投棄された自転車は周囲の景観を損なうだけでなく、放置自転車として問題視されることもあります。自治体によっては撤去されることもありますが、撤去費用が所有者に請求されるケースもあるため、適切な方法で処分することが重要です。

渋谷区での自転車の処分費用

渋谷区では、自転車を粗大ゴミとして処分する場合に手数料が発生します。費用は400円または800円で、処分方法によって異なります。

直接持ち込み：ゴミ処理施設に自分で持ち込む場合は400円
戸別収集：自宅まで収集に来てもらう場合は800円

粗大ゴミの処分には、「渋谷区有料粗大ゴミ処理券」を事前に購入する必要があります。処理券はコンビニや郵便局などの指定取扱店で購入できます。処理券を自転車に貼り付けた上で、指定の収集場所に出しましょう。処理券を貼っていない場合は回収してもらえないため、注意が必要です。

また、収集日は事前に申し込む必要があり、申し込み後すぐに回収されるわけではありません。特に年末年始や引っ越しシーズンなどは申し込みが集中するため、早めの対応が求められます。手続きが間に合わず不要な自転車を放置してしまうことのないよう、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。

渋谷区での自転車の捨て方

自転車を処分する方法には、自治体の粗大ゴミ回収のほか、リサイクルや買取業者を利用する選択肢もあります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

戸別収集を依頼する

渋谷区では、事前に申し込みをすれば自宅まで粗大ゴミを収集しに来てもらえます。申し込み方法は以下の通りです。

渋谷区粗大ゴミ受付センターに電話またはWEBで申し込む。
渋谷区有料粗大ゴミ処理券を指定取扱店で購入する。
収集日の午前8時までに自転車を指定の場所に出す。

申し込みの際には、粗大ゴミ受付センター（03-5296-7000）に連絡し、回収のスケジュールを確認しましょう。受付センターの営業時間や収集日程は変わる可能性があるため、事前の確認が大切です。

直接粗大ゴミを持ち込む

自転車を自分で持ち込める場合は、直接清掃施設に持ち込むこともできます。渋谷区では、日曜日限定で持ち込みが可能です。

受け入れ場所：渋谷区清掃作業所（○○町○-○-○）
受け入れ曜日：毎週日曜（年末年始を除く）
受付時間：午前9時～午後4時

持ち込みをする場合も、事前の申し込みと粗大ゴミ処理券の購入が必要です。処理券を忘れずに持参しましょう。持ち込みを利用すると、戸別収集よりも安く処分できるため、時間と手間をかけられる方におすすめの方法です。また、持ち込む際は自転車を運ぶ手段も考えておく必要があります。軽トラックや大きめの車を手配するか、分解して運べるように準備しておくとスムーズです。

リサイクルショップや買取業者に引き取ってもらう

まだ使用できる自転車であれば、リサイクルショップや買取業者に査定してもらうのも良い選択です。渋谷区内には、中古自転車を買い取るショップもあります。

メリット：処分費用がかからず、場合によっては買い取ってもらえる。
デメリット：状態が悪い自転車は引き取ってもらえない可能性がある。

処分前に、自転車が正常に動作するか確認し、キレイに掃除しておくと査定額が上がることがあります。また、付属品（鍵、ライト、ベルなど）が揃っていると、より高く買い取ってもらえる可能性があります。特にブランド自転車や人気モデルは、高額で買い取られることがあるため、買取価格を比較して検討すると良いでしょう。

まとめ

渋谷区で自転車を処分する方法には、自治体の粗大ゴミ回収、リサイクルショップの利用、不用品回収業者の利用などがあります。それぞれの方法を比較し、自分に合った処分方法を選びましょう。特に、まだ使える自転車なら、売却や寄付を検討するのも良い選択肢です。正しい処分方法を選んで、スムーズに自転車を手放しましょう。