自転車の買取相場はどのくらい?車種ごとの金額や高価買取のコツを解説

自転車は、日常生活の中で非常に活躍するアイテムであり、通勤や通学、趣味のサイクリングなどで多くの人々に使われています。近年では、自転車の需要も高まっており、引っ越しや新しい自転車への買い替えに伴い、不要になった自転車を売る人も増えています。しかし、いざ自転車を買取に出すとなると、「自分の自転車はどのくらいで売れるのか?」や「どんな自転車が高く売れるのか?」といった疑問が湧いてきます。

本記事では、自転車の買取金額の相場や車種別の買取価格、高額査定を得るためのコツを解説します。自転車を売る前に知っておきたいポイントをしっかり押さえて、少しでも高く売れるようにしましょう。

目次

そもそも自転車って売れるの?

自転車を売ることに対して、あまりイメージが湧かない方も多いかもしれません。車やブランド服などは中古でもよく取引されていますが、自転車はそのカテゴリーにあまり含まれないと思いがちです。しかし、実際には自転車は中古市場でも十分に需要があり、多くの買取専門店が存在しています。特に高級自転車や人気のブランド自転車、状態が良好なものは思った以上に高額で取引されることもあります。

自転車の買取市場は年々拡大しており、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ自転車はもちろん、ママチャリやシティサイクル、さらには子供用自転車(キッズサイクル)など、一般的に見かけるあらゆる種類の自転車が買取対象となっています。ただし、すべての自転車が必ず買取の対象になるわけではありません。例えば、状態が極端に悪いものや、使用感が強すぎるもの、年数が古すぎて売れる価値がない場合は、買取対象外となることもあります。

そのため、買取を希望する際には、まず自分の自転車が買取対象かどうかを確認することが重要です。アップガレージサイクルズなどの自転車買取専門店では、例えば「押し引きができる」「ブレーキが効いていれば500円以上で買取」など、最低限の動作確認をしていれば買取対象として受け付けてくれるケースも多いので、状態が悪いからといってすぐに諦める必要はありません。

自転車の買取相場は車種ごとに異なる

自転車の買取価格は、車種やモデル、状態、年式などによって大きく異なります。一般的には、新品価格の10%〜40%程度が買取相場となっていますが、ブランドやモデルによってその差はかなり広がります。以下では、人気の自転車モデルをいくつか取り上げ、その買取相場や特徴について詳しく解説します。

ロードバイク

ロードバイクは、特にスポーツ用途や通勤目的などで人気の高い自転車です。そのため、中古市場でも非常に高い需要があります。買取相場は新品価格の10%〜40%ほどで、一般的にハイエンドモデルや人気ブランドであれば高額査定が期待できます。例えば、エントリーモデルのロードバイクであれば1〜10万円程度、ハイエンドモデルであれば20万円以上での取引が見込めます。

ロードバイクの買取金額は、年式や状態、走行距離、フレームの素材やブランドによって大きく変動します。人気ブランドのTREKやSpecialized、GIANTなどのロードバイクは、中古でも比較的高い金額で買取されやすいです。また、フレームに傷がついていたり、タイヤやチェーンが摩耗していたりすると買取金額が下がるため、事前にメンテナンスを行っておくことが望ましいです。

クロスバイク

クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置する自転車で、街乗りから軽いスポーツ用途まで幅広く対応できるため非常に人気があります。買取相場は新品価格の10%〜30%程度で、特に状態が良ければかなり高額で買取されることもあります。

クロスバイクは、エントリーモデルから高級モデルまでさまざまな種類がありますが、特に人気ブランドであるGIANTやTREK、Bianchiなどのモデルは比較的高値で取引されます。年式が古くても、状態が良好であれば十分に高い買取価格が期待できます。ただし、パーツの消耗具合や使用感が強い場合は、金額が下がる可能性があるため、しっかりとメンテナンスしておくことが大切です。

マウンテンバイク(MTB)

マウンテンバイクは、主に山道や未舗装の道を走行することを目的とした頑丈な自転車で、アウトドアやアドベンチャー好きには欠かせないアイテムです。買取相場はおおよそ1万円〜10万円ほどで、特にフレームやサスペンション、タイヤの状態が良ければ高値での取引が期待できます。

また、1980年代〜1990年代のマウンテンバイクブームの時期に製造されたモデルには、ヴィンテージ価値がつくこともあります。これらの自転車は、一部のコレクターや愛好者によって高額で取引されることがあるため、状態によっては非常に高値で売れる可能性もあります。

電動自転車

電動自転車は、特に通勤や買い物などで便利なため、近年非常に高い人気を誇ります。買取相場は新品価格の10%〜40%程度で、バッテリーの劣化や年式によって価格が大きく変動します。特に「Panasonic」「YAMAHA」「BRIDGESTONE」などの有名ブランドは比較的高額で買取される傾向にあります。

また、バッテリーが劣化していると買取価格が大きく下がる可能性がありますが、逆にバッテリーが新品同様であれば、買取価格にプラスの影響を与えることもあります。特に、通勤や日常的に使用していた電動自転車は人気があり、よく売れるアイテムとなっています。

高く売るためのコツ

自転車を高く売るためには、いくつかの工夫や準備が必要です。自転車の買取価格は、単に年式やブランドだけでなく、状態や付属品の有無なども影響します。以下に、高く売るためのポイントをいくつか挙げてみましょう。

  1. 事前にクリーニングを行う 自転車は日常的に使うものなので、どうしても汚れがついたり、錆びたりしてしまいます。しかし、汚れやサビがあると買取価格が下がる可能性があります。買取に出す前に、自転車をきれいに清掃しておくことで、査定額をアップさせることができます。特にチェーンやタイヤ、フレームなどの目に見える部分はきれいにしておきましょう。
  2. 付属品を確認する 自転車には、元々付属していたパーツやアクセサリーがある場合、それも一緒に持参することをお勧めします。例えば、ボトルホルダーやライト、サドルバッグなどのアクセサリーがついていると、査定額にプラスされることがあります。
  3. 複数の買取店を利用する 買取価格は店舗によって異なるため、できるだけ多くの買取店に査定を依頼することが重要です。インターネットを使って複数の買取店に査定依頼を行うと、より高い価格で売れる可能性があります。また、出張買取を依頼する際も、査定を依頼する店によって金額が変わることがあるので、いくつかの選択肢を見て比較しましょう。
  4. メンテナンスを事前に行う 自転車の機能面でも注意が必要です。タイヤの空気が抜けていたり、ブレーキの効きが悪かったりすると査定額が下がる原因になります。事前にメンテナンスをしておくことで、査定額をアップさせることができます。

自転車の買取は、状態が良ければ意外と高額で取引されることがあります。車種や年式によって金額に差はありますが、適切な方法で売ることで、予想以上の買取額を得られる可能性も十分にあります。

自転車の処分にお困りの方はREYCLE CYCLEへ

REYCLE CYCLEでは、ご不要になった自転車を買取または無料でお引き取りいたします。お気軽にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次